品質・コスト・環境負荷を下げるエルニード工法とは?
現場での地盤改良工事において、他工法と「エルニード工法」の違いは品質・コスト・環境負荷のすべてに優れている点です。今回は、特に違いが出やすい2つの観点から解説します。
違い①:残土処理と環境配慮
例えば柱状改良では、掘削した土は廃棄されることが一般的です。そのため、
残土は産業廃棄物扱いとなることが多く、処分費用が増大し、環境負荷も大きくなります。
一方、エルニード工法では、掘削時の現場発生土をそのまま再利用。
粘性土でも約35%程度の残土量、砂質地盤であれば残土はほぼゼロに抑えられます。
これにより、
- 残土処理コストを削減
- 環境配慮が可能(搬出・処分が減る)
といった大きなメリットがあります。
【写真で見る】実際の現場の施工後残土量

違い②:狙った強度が「そのまま出せる」品質管理
多くの地盤改良工法では、事前配合試験と実際の現場強度に大きな差が生じやすく、
強度のばらつきから「安全率」を大きく取る必要があります。
たとえば、従来工法では現場供試体強度/事前配合試験強度 ≒ 0.2〜0.8程度になることが一般的です。
しかしエルニード工法では、
供試体強度/配合試験強度 ≧ 1.0 を実現。 つまり、事前の室内試験と同等以上の強度が現場で得られています。
これが可能な理由は:
- 室内試験では、最も強度発現が低いと思われる土を採取して、試験
- 実施施工の際に使用する土は掘削土を振り分け、極力良質土より使用する
残土が少なく、強度も設計どおり。エルニード工法は「想定どおりの品質」と「見えないコスト低減」を両立する地盤改良法です。
【写真で見る】供試体強度と配合試験強度の確認風景


