- 国土交通省土木研究所との共同開発工法
- 建築技術審査証明取得(GBRC性能証明第08-22号)2009年3月3日取得
急な雨や地下水が流入した際でもフロー値を計測することで造成体内の水量管理を許容範囲内に収めていることが立証できる。
フロー値とは、日本道路公団基準JHSA313-1992「シリンダー法」に基づくもので、内径8cm×8cmのリング内に練り混ぜ直後の改良体を詰め、速やかにリングを引き上げてその時の横の広がりを計測するものである。
使用機材
使用機材はバックホウ・発電機・水槽・洗浄機のみで、余堀りや型枠のセット及び撤去が不要となり、とくに離島などでよりコストメリットが出やすい。
造成後天端写真(雨天時)
急な雨や下水が流入した際でも、配合計画の中に調整含水比を取り入れているので、写真のように造成体の均一性が高められて綺麗な天端に仕上がる。
工期とコストメリット
- 残土量は砂質土はほぼゼロで粘性土で1/3程度
- 他類似工法と比較すると高強度の造成体の基礎ベースを小さく造成することが可能(強度管理が適宜可能)。また工程や機材なども必要最低限に抑えているため、トータルで工期の短縮やコストダウンが図れます。