【構造設計の方必見!】柱状改良工法とのコストを徹底比較
工法の選択は改良体単体の費用だけでなく、基礎のサイズそのものを変えます。「 どちらが安いか」の答えは、基礎の大きさが決まっているかどうかで変わります。
1.支持力の差が、基礎設計を変える
柱状改良
〜300kN/㎡
支持力が低いため大きな基礎が必要
スーパーラップルエルニード工法
〜1,000kN/㎡
高支持力でコンパクトな基礎設計が可能
2.基礎の大きさが決まる前が、比較の勝負どころ
支持力が高い分、必要な基礎面積自体を小さくできるため、改良体の体積増加を上回るコストダウンが成立しやすくなります。エルニード工法は10cmピッチでの基礎最適化が可能で、これは柱状改良にはない特長です。
改良率の問題と体積の問題――比較の前提条件次第で、どちらがコストダウンするかは変わります。
基礎寸法をこれから決める段階であれば、エルニード工法の高い支持力で基礎面積自体を小さくでき、改良体の体積は増加しますが、コストダウンが成立しやすいです。
柱状改良(直径1m×4本)を2m角基礎に配置すると円と円の間に未改良部分が残り、改良率は約80%。
一方、エルニード工法は外周+20cmの改良体が必要なため同じ基礎に対して体積が約4割増になる場合がありますが、地震力に対してはより強固になります。

3.概算コスト比較(実績ベース)
柱状改良などで使われる大型の専用機ではなく、機動力に優れたバックホウを使用します。
下記図は、RC8Fの条件下での柱状改良工法とスーパーラップルエルニード工法の比較です。基礎サイズを設計段階から最適化した結果、掘削土量・材料費・作業時間のすべてが圧縮されます。
4工法比較表

【例えば柱軸力2,700kNの場合】
柱状改良工法:基礎3.0m×3.0m(300kN/㎡) → エルニード工法:基礎2.4m×2.4m(500kN/㎡)
柱数が多いほどこの差は大きくなります。
以上のように基礎サイズが未確定の場合、エルニード工法の高支持力で基礎を縮小でき、大幅なコストダウンが成立しやすくなります。ぜひ、基礎の設計段階からの比較としてお気軽にご相談ください。

