【他工法と工程比較】なぜスーパーラップルエルニード工法は“圧倒的に施工時間が速い”のか? 比較解説します!
「地盤改良工事が、全体のスケジュールを圧迫している…」
多くの建設現場で共通するこのような課題は、実は工法の選択で見直せるかもしれません。
今回はなぜ、私たちの「スーパーラップルエルニード工法」が圧倒的な工期短縮を実現できるのか。
その理由について、他工法の工程と比較をしながら解説いたします。
下の比較表は、代表的な地盤改良工法を3つのフェーズに分けて、それぞれ何を行うかを示したものです。

スーパーラップル工法は「①準備工程」と「③後処理・仕上げ工程」がほとんど存在せず、「②主工程」も極めてシンプルです。
これが、圧倒的なスピードを生み出す理由です。具体的に解説します。
解説1:「スラリー製造」をしない(セメントミルク/柱状改良 との比較)
セメントミルク工法や柱状改良では、まずバッチャープラントでセメントと水を混ぜる「スラリー製造」から始まります。
実はこの準備だけで、30tのセメントを使う現場の場合、約90分もの時間を要します。
スーパーラップルエルニード工法は、この準備工程がまるごと不要です。
固化材をパックのまま直接投入するため、プラントもスラリー製造も必要ありません。
90分かかっていた投入作業が、わずか5分で完了します。

▲【実際の現場での様子】柱状改良工法でのスラリー製造

▲【実際の現場での様子】スーパーラップルエルニード工法では、tパックを直接投入
解説2:「型枠の建て込み・解体」をしない(ラップル工法との比較)
ラップル工法では、「掘削」した後に「型枠の建て込み」を行い、コンクリートが固まった後に「型枠の解体」という作業が発生します。
これらは専門の職人が必要で、時間もかかる工程です。
スーパーラップルエルニード工法は、掘削穴側面を型枠代わり(土型枠)として利用し、造成するため「型枠」に関連する一連の作業が一切不要です。
これにより、作業時間と人件費、資材コストのすべてを削減できます。

▲【実際の現場での様子】ラップル工法での型枠

▲【実際の現場での様子】スーパーラップルエルニード工法は、型枠を使用せず掘削穴側面を利用して混合
【まとめ】
スーパーラップルエルニード工法が施工時間が短縮できる理由は、単純な作業スピードではありません。
- スラリー製造に関して「事前準備の必要がない」
- 型枠を「組み立てる必要がない」「解体しない」
このように、従来は“当たり前”だった工程そのものをなくすことで、根本的な工期短縮とコスト削減を両立させています。
タイトな工期や厳しい予算でお悩みの際は、ぜひ一度、私たちエルニード九州までご相談ください。
貴社のプロジェクト成功に貢献する、最適な解決策をご提案します。

